牝馬クラシックの3冠最後を飾る秋華賞。

従来荒れるエリザベス女王杯と呼ばれていた牝馬3冠を継ぐ形として初回万馬券決着に終わった事で、荒れる秋華賞のイメージが競馬ファンの間に残るものの、配当を見る限り桜花賞と並び波乱が期待できないレースとなっています。

その理由としては過去10年間で1番人気の成績が3勝2着2回3着2回と、比較的安定した成績ながらも、2番人気に押された馬が6勝2着1回3着1回と、一番人気以上に高い成績を誇っており、この上位2つの人気が崩れない形から、桜花賞以上に波乱の期待できないレースとも言えます。

このデータを単純に計算すれば、1・2番人気だけで1着馬10頭中9勝、連対馬20頭中12頭、3着以内入線馬30頭中15頭という非常に高いアベレージともなっており、6番人気以下で馬券に絡む事ができた馬は、30頭中8頭しかいないため上位人気に逆らう事は原則危険と言えるでしょう。

しかしなにがおこるかわからないのも競馬の常です。

2008年にはGⅠ史上でも歴史に残る波乱決着ともなり、これまでの平穏なイメージを覆す形となりましたが、この年の3冠はいずれも大波乱決着に終わるなど、メンバーレベルの拮抗が原因とされており、予想を行なう際は2008年に該当するデータを削除すれば、さらに細かく絞り込むことが可能になります。

しかし2008年の上位馬を見ても、ローズS組2頭混合路線1頭と、人気は落としていたものの、実力的には勝つ力を秘めた馬達だったというのも事実です。

特に関東勢が嫌われる傾向が強かった秋華賞でも2008年以降は、関東馬の活躍が期待され2010年は3着までを関東独占となったのは非常に印象的です。

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